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お店でよく見かける紅茶の種類、結局何が違うの?

こんにちは。ささきです。
  
コーヒーより紅茶派で、お店では紅茶をよく飲むという方も多いと思います。

かくいう私もそのひとりです。

カフェやレストランでは毎回紅茶を飲んでいます。

しかし「お店でよく見る紅茶の種類って結局何がどう違うんだろう?」と疑問に思われていませんか?
  
今回はそんなあなたのためにお店でよく聞く紅茶たちの特徴について簡単に解説していきます!

これであなたも紅茶マスターに近づけるかも!

紅茶とフレーバーティー

はじめに、紅茶とフレーバーティーの違いについて触れておきます。

「え?両方紅茶なんじゃないの?」と思われるかもしれません。

ただ、それだけだと半分当たり、といったところでしょうか。
  
紅茶はある一つの種類の茶葉単体で入れたものを指します。

使用された茶葉本来の香りや味を楽しむことができます。

一方フレーバーティーは、「フレーバー(flavor)」と字のごとく、

茶葉に対して人工的に香りや風味をつけたものとなります。

分かりやすい例でいうと、アップルティーやピーチティーなどが当てはまります。

紅茶は茶葉本来の香りフレーバーティーは香料の香りをそれぞれ楽しむもの

と覚えておくといいでしょう!
 

特によく聞く紅茶(フレーバーティー)4種の違い

ではいよいよ紅茶の種類について解説していきます!
   
紅茶は産地や等級などによって分けられ、さらに独自のブレンドティーなども合わせると

数えきれない種類のものが存在します。
   
今回は、なかでもカフェやお店でよくある4種類の紅茶の違いについて見ていきましょう。
   
あなたも一度は聞いたことがあるはず!

「紅茶のシャンパン」ダージリン

世界三大紅茶の一種でもある「ダージリン」は年に3回収穫時期があり、それぞれ味や香りに違いがあります。
    
特に有名なのはセカンドフラッシュと呼ばれる夏(5~7月頃)に取れる茶葉です。

マスカット・フレーバーと呼ばれる、スカットを口に含んだようなさわやかな香りが特徴的で、「紅茶のシャンパン」とも呼ばれています。

また渋みや甘みもそれぞれ感じられて、バランスの良い紅茶といえるでしょう。

この香りを楽しむためにもストレートで飲むのがおすすめです。
    

その他各時期の詳細は「ダージリン」についての記事をご参照してください。
※記事作成中

ミルクティーにもおすすめ!アッサム

「アッサム」インド北東部にある「アッサム地方」で取れた紅茶の総称です。

アッサム地方は世界最大の紅茶の産地と言われています。

「CTC製法」と言われる製法で作られた茶葉が特徴です。

専用の機械で茶葉を押しつぶし(Crash)、引きちぎり(Tear)、丸める(Curl)ことで

コロコロと丸まった見た目の茶葉となり、

このおかげで短時間でもしっかりとした味に淹れることができます。

甘みが強くしっかりとした味わいから牛乳にもよく合うため、ミルクティーで飲むのが一般的とされています。  

レモンティーにするとすっきり!セイロンティー

「セイロン」現在のスリランカの旧称です。

ですので、スリランカ全土で取れた紅茶の総称「セイロンティー」なのです。

一口に「セイロン」と言っても産地によって大体以下の5種類に分けられます。

 ・ディンブラ
 ・ウバ
 ・ヌワラエリヤ
 ・キャンディ
 ・ルフナ

そのなかでも、王道のセイロンティーとされているのはディンブラです。

「ディンブラ」はクセが少なくバランスの取れた、オーソドックスな味の紅茶と言えます。

またどんな飲み方とも合うため、毎日飲む紅茶として向いていると言われています。

クセが少なく、レモンを入れても香りが喧嘩することがないため、レモンティーにするのが特におすすめです。    

セイロンティーの産地ごとの種類の詳細は以下の記事をご参照ください。
※記事作成中

アイスティーにすると香りが抜群!アールグレイ

「アールグレイ」は茶葉そのものの名前ではなく、

柑橘類である「ベルガモット」の香りを人工的に加えたフレーバーティーを指します。

フレーバーティーであるため、ベースの茶葉の種類によって香りや味に違いがあります。

あなた好みの「アールグレイ」を探してみるのも楽しいですよ。

フレーバーティーは水出しにすると香りが増すので、アイスティーとして飲むのがおすすめです。

一度は聞いたことがあるかも?な紅茶たち

ここからは紅茶好きの方なら一度は聞いたことがある紅茶2種類について解説していきます。

前述の4種類と合わせて覚えておけば、お店で紅茶を選ぶ時の参考になること間違いなし!

スタバにもある「イングリッシュブレックファーストティー」

「イングリッシュブレックファーストティー」は数種類の紅茶をブレンドしたブレンドティーです。

一般的に「イングリッシュブレックファーストティー」はアッサムやセイロンといったミルクに合う茶葉がブレンドされています。

(ブレンドに厳密なルールがあるわけではないそうです。)

イギリスでは朝食に紅茶を飲むことが多く、特にミルクティーが好まれよく飲まれているそうです。

そういった英国の朝食に合うようにブレンドされてできた、ミルクティーとして飲むのに最適な紅茶とされています。

スターバックスのメニューにもあるので、ミルクティーが好きな方はぜひイングリッシュブレックファーストティーラテを飲んでみてください。

「オレンジペコ」はオレンジの香り?

紅茶好きの方や、紅茶の種類が豊富なお店の棚を覗いたことがある方なら、見たことが多いであろう「オレンジペコ」

名前のオレンジから「柑橘系の紅茶なのかな?」と思うかもしれません。

ですが実はこれ、紅茶の等級のことなのです!

紅茶の等級は茶葉の大きさや見た目から分けられています。

つまり、たとえ同じ産地や同じ木から取れた茶葉だとしても一つ一つの大きさなどから等級ごとに分けられるのです。

等級と聞くと品質の良し悪しなどを連想しがちですが、あくまで茶葉のサイズのことを示しています。

「オレンジペコ」は新芽から数えて2番目の、やわらかい茶葉のことを指します。

パッケージなどではOPと表記されていることもあります。

葉の長さはだいたい1㎝ほどで、細長く紅茶の等級の中では大型です。
    
若くてやわらかい葉のため、渋みや苦味などは少なく、その分しっかり蒸らして入れることで芳醇な香りが楽しめます。

見た目は明るくも薄めの色合いなので、やっぱりオレンジ要素はありません!
    
ちなみに、お店で見かけるオレンジペコはセイロンティーのブレンド茶葉のものが多いみたいです。

紅茶の等級については以下の記事で詳細に解説しています。
※記事作成中

まとめ

いかがだったでしょうか。

「紅茶は好きだけど種類についていまいちピント来ていなかった」なんて方も紅茶について少しは知れたのではないでしょうか。

これでお店にたくさんの種類の紅茶があっても選ぶときに迷わなくなります!

自分好みの紅茶を突き詰めていくのも楽しいかも!
    
各項目についてもっと掘り下げた記事もありますので、
もっと知りたいという方はぜひ合わせてご参考ください!